「えのき氷」が感染予防に良いと話題な件
コロナ禍の中感染予防策を皆さん色々試されているかと思いますが、ここ最近テレビなどでも再注目されているのが体の免疫力を高めると言われる「きのこ」。その中でも鍋の定番「えのきだけ」です。何年か前にテレビ番組「秘密のケンミンSHOW」でも取り上げられ長野県で食べられているそう「えのき氷」が紹介され、皆さん作ったのではないでしょうか。翌日売場から「えのきだけ」が無くなったのをなんとなく思い出した。
えのきだけの栄養素
「えのきだけ」は低カロリーで知られておりますが。そんなえのきには驚きの効能が秘められているんです。生活習慣病から認知症、ダイエットやさまざまな現代病の予防改善の効果が期待されスーパーフードと呼べるでしょう。ではどういった栄養があり、どういった食べ方がおすすめなのか。えのきの持つ秘めたパワーをご紹介していきます!
【主な栄養分】
・ビタミンB1
糖質をエネルギーに変える代謝過程で、補酵素として働く「ビタミンB1」。不足すると、エネルギーの代謝がうまく回らなくなるので、疲労感・倦怠感を覚えやすくなります。
・GABA(γ-アミノ酪酸)
「交感神経」と「副交感神経」の二つある脳には、交感神経が活発化していると興奮している状態となり、副交感神経が活発化しているとリラックスしている状態となります。GABAは後者の副交感神経を活発化させる物質のひとつで、リラックスや精神安定の効果だけではなく、血圧を正常な状態に戻す作用なども期待できます。
・ナイアシン
私たちの体を構成してうる「糖質」「タンパク質」「脂質」の吸収をうまく働かせるために活躍してくれるナイアシンですが、全身の500種もの酵素の補酵素としても働いていて、エネルギー産生に関与しているビタミンです。
・食物繊維
えのきには不溶性食物繊維が多く含まれ、便秘対策に役立ち、便のかさ増しにより腸の働きを促します。さらに、キノコ由来の植物性キトサン「キノコキトサン(キトグルカン)」と呼ばれる食物繊維の一種も含まれているんですよ。
β-グルカン、複合糖質などで構成される複合食物繊維です。植物性キトサン、β-グルカンが食物中の脂肪分を吸着すること、また、複合糖質が体の脂肪細胞を活性化して、脂肪燃焼を促進することにより、ダイエット、内臓脂肪・体脂肪対策に役立つ成分です。
「えのき氷」の作り方
「えのき氷」とは、「えのきだけ」と水をミキサーでペースト状にしてじっくり1時間ぐらい煮込んで、製氷皿で凍らせたもの。味噌汁、カレー、煮物、炒め物など何にでも入れて、不足しがちな食物繊維が簡単に摂れてしまうというのです。しかも!えのきだけは出汁要らずといわれるほど旨みが強く、普段の料理が美味しくなりますよ!1日の目安は「えのき氷」3個。日常的に食べることで、便秘の解消、免疫力の向上など、生活習慣病の改善に繋がるのだそうです。
「えのき氷」は簡単に作れちゃうけど時間がかかります・・・
製氷皿2枚分の材料:えのき茸300グラム、水400ml
1.えのき茸の石づきを除き、ざく切りにする。
2.ミキサーに「えのき」と「水」を入れて、30秒ほどかけてペースト状にする。
3.鍋にペーストを入れ、約1時間ほどかき混ぜながら弱火で煮詰める。
4.粗熱をとり、製氷皿に流しいれ、冷凍庫で凍らせれば完成!
ケンミンSHOWで紹介された時にはスーパーでも売っていたので作るのが面倒な場合は買っちゃうのが良いかもですが当店では販売してませんでした・・・
「えのき氷」は売ってませんが「えのきだけ」はTAKEYA4 1階の青果精肉売場で売ってますので寄ってみてね