健康コラム 誰もが気になるダイエット


ダイエットを試みた人はたくさんいると思いますが、間違った方法で取り組んではいませんか?高タンパクや高カロリーの炭水化物や肉類を避け野菜やフルーツだけで過ごし痩せた事はありませんか?そういった生活をし何ヶ月かで何キロも何十キロも痩せてもダイエットを止めたときのリバウンドは必ずやってきます。それでもまたダイエットをすればいいやと何年も続けていると後に大変なことになってきます。たんぱく質をしっかり摂らないでいると殆どの食品に入っている脂質(脂肪分)がそのまま肝臓に残り「非アルコール性脂肪性肝炎」を発症する可能性が高く、後には肝臓がんへと移行する場合も少なくないのです。ダイエットをする際には食事内容の見直しや栄養素を考え、無理のないリバウンドのしない方法で取り組みましょう。


ダイエットをするためには、まず自分の体の仕組みを知る必要があります。人間が毎日生きている間に消費する代謝は大きく分けて3種類あります。基礎代謝・生活活動代謝・DIT(食事誘発性体熱産生)とあり、その中でも「基礎代謝」は1日の総消費カロリーの約70%を占めます。

▼基礎代謝とは
呼吸をする、各種の臓器を動かす、体温を保つ、など生きていく為に必要な最小エネルギーのことです。体の組織の中で最もエネルギーを消費するのは筋肉です。筋肉は歳を重ねるごとに衰えていき基礎代謝量も低下し全体的な消費カロリーが減少し、消費できないエネルギーが脂肪として体内にストックされ、太りやすい体質に変化していきます。そして多くの人が、あまり運動をしない、体温が低いなどの傾向が見られるので、適度な運動をし、食生活を見直し基礎代謝を高める意識を持ちましょう。

▼食事誘発性熱産生とは
簡単に言いますと食事をした時に消費されるエネルギーのことです。これは1日に消費される総エネルギーのうちの約10%になります。意外に思う人もいると思いますが、食事をしてカロリーが消費されるのです。例えば食事中には体がポカポカと熱を発し、汗をかくこともあります。このように、食事は体にエネルギーを取り入れるとともにエネルギーを消費させる行為でもあるということです。1日に1700キロカロリーのエネルギー摂取している人は約170キロカロリーも食事によって消費できていることになります。これは平均すると50分のウォーキングに相当する消費量です。
食事誘導性熱産生を高めるには、1口30回を目安に良く噛んで食べる、温かい物を食べる(食事の一番初めに温かい味噌汁やスープを飲むことで身体が温まり、満腹中枢を刺激し食事量も抑えることができます。)などの方法があります。


体温を上げる食品

体を温める食品の多くは、冬が旬または寒い地方で採れるものになります。また、土の下にできて、黒色や暖色のものが多いです。

しょうが

基礎代謝をあげる食材生姜

しょうがを加熱させたり乾燥させると「ショウガオール」という体を温める成分が生成されます。胃腸の血管を刺激して広げることで血流をよくしてくれるので体を奥深くからぽかぽかと温めてくれます。

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インテリア雑貨館1階

黒豆、黒砂糖などの「黒い食品」

黒い食品

黒豆、ひじき、玄米など「黒い食品」にはビタミンやミネラル、食物繊維が豊富に含まれています。白砂糖より黒砂糖、うどんより蕎麦と、冷えやすい白い食品より黒い食品を食べると良いです。

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食品売場(本館AB棟1階、インテリア雑貨館1階)

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