健康コラム 朝の体調はいかがですか


私達の身体は動いている時と寝ている時では、約1℃もの体温の差が生じます。これは就寝時などのリラックスした時に自律神経の作用により体温を下げる働きをする為に起こるものです。夕方前後に体温が最も上がり夜明け前に最も下がります。朝、目を覚ます頃には下がった体温が徐々に上がっていき気分良く起床できると思います。しかし、夜更かしをしたりしていると、朝と夜のバランスが崩れて不規則になってしまい、夜は元気一杯だが、朝の起床時には体温が一番低い状態になり目覚めが悪く午前中いっぱいだるいという状態になってしまいますので、毎朝6時から7時頃に起床し、夜11時頃には就寝できるようしていきましょう。その為の1つの方法として朝の目覚まし時計と夜のお休み時計を設置してみましょう。そうすれば、快適な気分で毎朝、目を覚ます事が出来ると思います。


朝食を抜くと大変?
朝食を食べなかったり、抜いてしまう理由として忙しい、食欲がない、太りそう、用意するのが面倒だと様々でしょうが、それは大きな間違いです。前の日の夕食から次の日の昼食まで約15時間以上も食べないでいるという事は、次に口にした食べ物(エネルギー)の殆どを脂肪として蓄えようとします。これは、体の本来持つ防衛本能が働くと言うことです。食事と食事の間隔が長いということは身体にとって餓死状態が続くということで長く続くと身体はエネルギーを無駄にしないよう出来るだけ蓄えようと自衛策を講じますので太りやすく痩せにくい体質になってしまうのです。同じカロリーをとるにしても朝食は1日の活動力の源ですので、それを抜いてしまっては、あまりにも問題が多く、午前中ボーっとしたりすることが多くなったり、だるさがあったりで、いい事がありませんので、夕食を減らしてでも、朝食は取るように心掛けましょう。

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