お中元の時期、マナーや熨斗の選び方
◆お中元とは?
お中元とは、日頃の感謝を込めて贈る夏のご挨拶。
日頃お世話になっている方、会社の上司など主に目上の方への感謝の気持ちを伝える習慣として定着しています
◆いつ贈る?
関東(東日本)と関西(西日本)によって習慣に違いがあり、
関東(東日本)では7月上旬頃~7月15日まで、関西(西日本)は7月中旬頃~8月15日に届くようにするのが一般的です。
これを過ぎた場合、立秋(8月7日頃)までは「暑中御見舞」、さらに立秋も過ぎた場合は「残暑御見舞」として贈りましょう。
尚、暑中御見舞は「夏の暑い時期の健康を気遣う」という意味に、残暑見舞いは「暑さが残る時期の健康を気遣う」といった意味合いになり、感謝を伝えるお中元と少し異なる点に注意しましょう。
◆金額の目安は?
感謝の気持ちを伝える贈り物なので、明確な基準があるわけではありませんが、あまりにも高価な品を贈りますとかえって気を使わせてしまう事となりかねません。
一般的にはおよそ3,000円~5,000円程度が相場となっています。 また、特別お世話になった方であったり、仕事の取引先など企業に対し贈るの場合は5,000円~10,000円程度の品を選ばれる傾向があります。
◆熨斗は何を選べばいい?
お中元には、「紅白蝶結び」を使います。
蝶結びは何度でも結び直せる結び方であり、何度も繰り返しあってほしい場合に使います。
◆おすすめの商品は?
お中元に何が最適なのか?は贈る相手によりますが、
夏に涼を感じてもらえる、そうめんや果物、水ようかんやゼリーなどの甘味、ジュースやビールなどが定番と言えます。
ハム、ローストビーフなども、毎年種類が豊富で多くの家庭で喜ばれる定番商品。また、特にお子様のいるご家庭にはフルーツやゼリー、アイスクリームなどもおすすめです。
贈る相手の環境を考え、何が喜ばれるか想像しながら贈りましょう。